LIFESTYLE / TRAVEL

"JAPOW"を堪能する、ラグジュアリーなスノーバケーション【ウインターリゾート2024 vol.1】

世界中の注目を集める日本のウインターリゾートといえば、サラサラのパウダースノーを誇るニセコ、白馬、安比高原の3大スキー場だ。Japan powder snow略して"JAPOW"という言葉まで作り出した上質の雪を求めて、外国人スキーヤーが集結。ゲレンデの上ではインターナショナルな光景が繰り広げられる。

【八(Hachi)】絶好のロケーションでハイエンドなスキーステイを可能に

白馬八方尾根スキー場の咲花ゲレンデに直結。スキーイン/スキーアウトできる。

3,000メートル級の白馬連峰に囲まれた長野・白馬村は、冬の最低気温がマイナス18度に迫り、国内屈指の雪質を誇るJAPOW天国だ。個性豊かな10のスキー場があり、外国人スキーヤーの多さでは北海道・ニセコと並ぶ。そのひとつ、白馬八方尾根スキー場に離接し、広さ499㎡、5ベッドルーム、14人まで宿泊可能という破格のスペックを持つのが「八(Hachi)」。最近新たな宿として注目のバケーションレンタルだ。いわゆる貸別荘だが、エントランスを入った瞬間から、想像をはるかに超えるラグジュアリーさに圧倒される。

広々としたリビング・ダイニングルーム。リビングスペースは2階にもある。

暖炉とグランドピアノを備えた広々としたリビングルームは、天井までの大きな窓に白馬八方尾根スキー場のゲレンデの光景が広がる。白馬でも有数のロケーションで1棟をまるごと占有するという、信じられないシチュエーションにも関わらず、我が家のような居心地の良さがある。1階にも2階にもくつろげるソファー席があり、雪見風呂が可能な檜の湯船の浴室、ハイスペックな調理器具がすべて揃ったフルキッチン、スキーイン/スキーアウトが可能な専用のロッカー室など、すべてがハイエンド仕様。近くで手に入れた地場野菜や平飼い卵、焼き立てのパンを買い込み、息を飲むような絶景の中でゆったりと朝食。これ以上ない贅沢な環境で、優雅なスキーライフを可能にする。

主寝室の檜の風呂では雪見風呂も楽しめる。

八(Hachi)
長野県北安曇郡白馬村北城南咲花4823
Tel./0261-85-4187
料金/1棟1泊330,000円~(14名まで) ※2023年12月現在
https://thehakubacompany.com/ja/accommodation/hachi

【白鳥山/ハク・ヴィラズ】世界レベルのゴージャスが体験できるバケーションレンタル

ニセコ・ヒラフの中心で、別世界に来たかのようなゴージャスなバケーションが体験できる「白鳥山」。

外国人が選ぶデスティネーションとして、不動の地位を占めるのが、JAPOW発祥の地、北海道・ニセコ。コースに立ったときの独特のふわっとした感触と、エッジを切ったときに舞い散るサラサラの雪がスキーヤー、ボーダーを虜にする。ゲレンデのあちこちで英語が飛び交い、海外のスキー場かと錯覚するほどだ。

専用バス付きベッドルーム4室を備えた「ハク・ヴィラズ」のフルフロア・ヴィラ。

ニセコの雪に魅せられた海外のアッパー層向けにバケーションレンタルを展開しているのが、この地で創業から17年、200件以上の施設を手がけるH2グループだ。なかでもニセコ東急 グラン・ヒラフスキー場の中心部に位置する「白鳥山」は、名誉あるワールド・スキー・アワードの常連。16人まで宿泊可能で、バスルーム付きベッドルームが7室もある、ヨーロッパの避暑地の別荘さながらの豪華なインテリアを備えたシャレ―だ。片やコンドミニアムの「ハク・ヴィラズ」も数多くの受賞歴を持ち、各フロアを1つのヴィラで使うというエクスクルーシブなスタイル。しかもペントハウスは3階分のフロアを占有している。どの施設もホスト、ドライバー、シェフなどからなる専任スタッフチームによって、空港までの送迎、買い物のサポート、出張シェフによるインハウスダイニングなど、あらゆるリクエストに対応してくれる。世界中のセレブ、富豪を相手にしてきたH2ならではの、リッチで至れり尽くせりのサービスが体験できる。

各ヴィラにゲレンデを見渡す専用露天風呂を備える。

白鳥山
北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ2条1-16-51
Tel./0136-21-5138
https://hakulife.com/ja/hakuchozan

ハク・ヴィラズ(Hakuvillas)
北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条3-1-19
Tel./0136-21-5138
https://hakulife.com/ja/hakuvillas

【ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート】洗練されたサービスが心地よいゲレンデ直結のラグジュアリーホテル

全室クラブ仕様で、すべてのゲストが利用可能なクラブラウンジ。

ニセコ、白馬に続く存在として、世界の注目を集める岩手・安比高原は、パウダースノーより粒が小さい極上のアスピリンスノーで知られ、ワールド・スキー・アワード2023では、2年連続で日本のベストスキーリゾートに選ばれた。

八幡平の鏡沼でさまざまな自然条件が一致したときだけに見られる「ドラゴンアイ」のオブジェ。Photo: T. Hattori

2022年2月には、雄大な八幡平の絶景を望み、ゲレンデに直結する「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」が誕生した。全室がインターコンチネンタルブランドの誇るワンランク上の洗練されたサービスを提供する「クラブインターコンチネンタル」の対象で、パーソナルなフルサービスでゲストを迎える。エントランスの先に飾られた、八幡平で年に数日間だけ現れるという幻想的なドラゴンアイのアートに招き入れられるように館内に入ると、その先には高さ10mの天井までの大きな窓に、雪に覆われた白銀の世界が広がるクラブラウンジがある。朝食からアフタヌーンティー、アペロタイムまで、終日軽食のサービスがあり、ゆったりとくつろぎの時間を過ごせる。客室は全38室がすべてゲレンデビューで、自然に溶け込むように木々を多用したナチュラルトーンの居心地の良い空間だ。最上階には温泉を引いた大浴場もあり、ゲレンデから戻るスキーヤーたちを優しく癒す。

ゲレンデに面したテラス付きの「2ダブル クラシック マウンテンビュー」。

ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート
岩手県八幡平市安比高原117-46
Tel./0195-68-7550
料金/1室1泊100,000円(プレミアムタイプ)~ ※2023年12月現在
https://www.appi.co.jp/stay/ana-intercontinental-appi-kogen-resort

Text: Yuka Kumano Editor: Makiko Yoshida